2019年から山口県の岩国市では「生涯スポーツ社会」を目指して、岩国運動公園エリアに県立武道館の建設が検討されいました。
岩国市「県立武道館」とはどのような施設なのでしょうか?
山口県岩国市に県立武道館建設へ
山口県東部には、大規模な大会を誘致できる施設がなく、また地元からのニーズもあり、岩国福田市長が2018年6月に山口県村岡知事に要望書を提出していました。
各新聞や、ニュースでも取り上げられています。
中国新聞でも記事が掲載されています。
岩国に武道館建設へ 山口県、基地再編交付金を活用
山口県は18日、岩国市に県立武道館を建設する方針を明らかにした。米軍岩国基地の再編に伴う県への交付金を活用し、2020年度から施設整備の基本計画を策定する。県に整備を求めてきた市は同市平田の岩国運動公園を予定地に提案。県は計画を基に具体的な施設概要や着工時期などを決める。
武道館は福田良彦市長が2018年6月、「市内に全国大会開催に必要な規模、基準を満たした施設が十分にない」として村岡嗣政知事に要望書を提出。県が調査検討を進めていた。
市の提案では、岩国運動公園の未整備エリアB地区(45・2ヘクタール)の北側(市有地)の一角に武道館を新設。柔道や剣道などの道場のほか、ハンドボールなどの球技も可能な仕様を想定している。近接するA地区(15・9ヘクタール)には総合体育館もあり、県東部のスポーツ拠点としたい考えだ。
市の要望を受け、県はB地区での整備に向けた基本計画を策定する方針。米軍再編に伴い基地負担が増える県への交付金を整備費に充てる。25日開会の県議会定例会に関連費約1900万円を盛り込んだ一般会計当初予算案を提出する。
一方、県は11年に建設した下関市の県立下関武道館は財政難を理由に同市への移管を検討している。岩国市への武道館整備の必要性について、村岡知事は「県東部には大規模な大会を誘致できる施設がなく、地元ニーズも大きい。運営の仕方は基地交付金を活用しつつ市と調整したい」と説明している。
引用元:岩国に武道館建設へ 山口県、基地再編交付金を活用/中国新聞デジタル/2020/2/18
プロポーザルとは・・・?
主に業務の委託先や建築物の設計者を選定する際に、複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定すること。
「プロポーザル(proposal)」は「企画、提案」の意味です。
引用元:weblio辞書
県立の武道館及び公認屋内プールの建設を求める意見書(PDF)
岩国市のどこに県立武道館建設はできる?
県立武道館は、山口県岩国市平田の「岩国運動公園」エリア内が候補地となります。
岩国市の提案としては、岩国運動公園の未整備エリアB地区の北側の一角に県立武道館を新設することになりました。
岩国運動公園 基本情報
着工は?いつ完成予定?
建設の計画としては2020年に着手するとしています。
完成の時期はまだ未定ですが、少しでも早い完成を目指すみたいす。
県立武道館とは何をする場所になるの?
県立武道館は、市民一人ひとりがスポーツに親しみ楽しめるように「生涯スポーツ社会」の実現を目指す施設として作られます。
どのようなスポーツができる施設になるのでしょうか?
岩国市から山口県への県立武道館の意見書の内容はコチラ県立の武道館及び公認屋内プールの建設を求める意見書(PDF)
大道場・柔道場・剣道場(空手を併用)・弓道場
岩国県立武道館武道館の施設内には、大道場・柔道場・剣道場(空手を併用)・弓道場 などができる施設を予定しているとのこと。
また、ハンドボールなどの球技も可能な仕様を予定しているそうです。
岩国運動公園には既に、バスケットボールやバレーボールなどの施設が整備されていますが、さらにスポーツの幅が広がりそうですね。
公認屋内プール
岩国県立武道館内には、公式室内プールも構想されています。
25メートルの競泳プールで、8レーン
水深が1.4〜1.6メートル
競泳用なので、小さいお子さんが遊べるものではないですが、、地元の学生さん達もプールを利用したりして、有意義に活用されそうですね。
トレーニングルーム
トレーニングルームも武道館に設営される構想があるようです。
一般の方も気軽に利用できる施設になれば嬉しいですね。
あんまり運動が得意でない人でも、自分のペースで体を動かせるトレーニング設備は重宝しますね。
岩国市 県立武道館建設予算は?
岩国に建設予定の「県立武道館」の建設予算はどれくらいなるのでしょうか?
県立武道館の建設予算は?
県立武道館の建設予算は、岩国米軍基地の再編に伴い基地負担が増える県への交付金を整備費に充てるとして、1,900万円を盛り込んだ予算案が出ているそうです。
実は11年に建設された下関市の下関武道館は財政が困難として、岩国市への移管も検討されているようです。
運営の仕方としては、「岩国基地交付金」を活用しつつ岩国市と調節されるようです。
県立武道館の利用者ターゲットは?
今回の県立武道館の建設目的は、市民一人一人がスポーツに親しみや楽しみを支える「生涯スポーツ社会」を目指し、地域おこしや米軍基地のある岩国で日米交流の進展などにもつなげることが目的にも重きをおいています。
なぜ県立武道館が建設となったのか?
市民のスポーツのみだけではなく、県大会のような公式の大会に基準を満たした施設がないといのも欠点であったため、武道及び水泳、スポーツによる観光振興を図る目的もあるとのことです。
なぜ岩国に県立武道館建設がへ?
など
まとめ
山口県岩国市に建設予定となる、県立武道館についてまとめました。
2020年に着工とはなっていますが、完成時期はまだ未定です。
県立武道館ができることにより、様々な大会や市民の利用などで、地域おこしの機会も増える県立武道館となりそうですね。
※画像はすべてイメージ画像です。
※ご紹介している内容は、記事公開時点での情報となります。変更・更新されている場合もあります。
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