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東洋紡・岩国事業所★マスクなどの生産工場新設へ!2021年4月着工・2022年7月完成予定

東洋紡岩国事業所新工場

岩国市灘町にある化学・繊維会社『東洋紡』

岩国の事業所内に、マスクなどの生産工場を新設する予定と発表がありました。

東洋紡・岩国にマスクの生産工場を新設!

東洋紡岩国事業所新工場引用元:中国新聞朝刊9面/2021.3.24

本社を大阪府にもつ『東洋紡』が岩国事業所内に、マスクなどの素材となる高性能不織布の生産工場を新設すると発表されました。

新工場整備に伴い、地元から8人程度を新規採用する予定とも発表されています。

地元雇用や市の支援に関する「協定書調印式」には、東洋紡の役員ら4人、岩国市からは福田市長ら3人が臨んだとのことです。

中国新聞でも記事が掲載されています。

不織布素材の工場新設 東洋紡岩国、マスクや医療需要対応

高機能素材メーカーの東洋紡(大阪市)は岩国市灘町の岩国事業所内に、新工場を建設する。23日、市役所で進出に関する協定に調印した。新型コロナウイルスの感染拡大による需要の高まりを受け、マスクや医療用防護服に使う不織布素材の生産を強化する。投資額は約16億円で、2022年7月の操業開始を目指す。

新工場は鉄骨平屋1607平方メートルで、4月に着工する。3層構造マスクの真ん中の不織布を作るための設備を導入する。表層と内側用は既存の設備を改造し、新素材の開発にも対応できるようにする。

岩国事業所は1937年に操業開始。塗料用の樹脂や海水を淡水化する膜などを生産している。従業員は417人で、新たに8人の地元採用を計画している。建設には経済産業省の補助金も受ける。

協定調印式に臨んだ西山茂雄専務執行役員は「海外からマスクの輸入が難しくなった時、国内で供給できる体制をつくる。生産だけでなく、開発拠点としても期待している」と話していた。

引用元:中国新聞朝刊9面/2021.3.24

岩国事業所 新工場完成予定時期

2022年7月操業開始予定

※2021年4月着工予定

予算・敷地面積

約16億円

建築面積約1607平方メートルの施設を整備予定

新工場での生産量

2系列の生産ラインを設けて、最大で年間1200トンのマスクの素材ともなる不織布を生産予定。

新規採用予定

新工場整備に伴い、地元から8人程度を新規採用する予定。

東洋紡・岩国事業所 基本情報

70年余りの歴史を誇る岩国事業所は、南岩国駅の南側に位置する、岩国市灘町の広大な敷地にあります。

東洋紡の本社は、大阪府大阪市にあり、全国に複数の支社・営業所・事業所・工場があります。

東洋紡 岩国事業所 基本情報

参考サイト

詳しくは、以下のウェブサイトを参照ください。

岩国事業所/東洋紡

※ご紹介している内容は、記事公開時点での情報となります。変更・更新されている場合もあります。

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