2020年4月に岩国駅東西駅前広場も完成し、岩国駅前(西口)の再開発ビルの建設を立てる計画も徐々に始動しているようです。
岩国駅前に20階建てのガラス張りの商業施設やマンションが入った複合ビルを建設予定。
2023年度〜既存施設解体 予定
2027年度のオープンを目指しているとのことです。
岩国市は、再開発ビル内に「図書館」を中心とする複合施設の整備する方針を発表!
現在は、岩国駅から約500mの場所にある「中央図書館麻里布分室 」となり開館して約50年となり、周辺の人口に対しては小さい図書館となるため、
再開発のビルにより広いスペースを確保できる「中央図書館麻里布分室 」を移す予定。[2020/12/28発表]
岩国駅の岩国橋上駅舎・東西自由通路などが2017年11月26日に全面開業。
岩国駅西口・東口周辺の整備も2020年4月に完了。
さらに岩国駅周辺が進化していくようですね
もくじ ー好きなところからどうぞー
岩国駅前「完成イメージ画像」登場!
2021年夏前には、岩国駅前再開発のイメージ画像が、岩国駅前元イズミ前に設置されています。
もう少し先の完成とはなりますが、新しく生まれ変わる岩国駅前のイメージが膨らみますね。
岩国駅西口、元イズミなどのエリアが再開発へ
引用元:中国新聞 朝刊19面/2021.2.24
2020年4月に岩国駅東西駅前広場も完成し、岩国駅前の再開発ビル計画もついに始動!ますます岩国駅周辺が進化していくようです。
引用元:中国新聞 朝刊17面/2020.12.29
2020年12月29日付けの中国新聞では「図書館整備を岩国市発表」の記事が掲載されていました。[2020年12月28日発表]
引用元:中国新聞 朝刊23面/2020.12.23.
現在は、岩国駅から約500mの場所にある「中央図書館麻里布分室 」となり開館して約50年となり老朽化もあり、周辺の人口に対しては小さい図書館となるため、再開発のビルにより広いスペースを確保できる「中央図書館麻里布分室 」を移す方向で検討中とのことです。
中国新聞の「岩国駅前再開発」の記事の内容は以下の通りです。
市民らの合意形成が鍵 岩国駅西側の再開発ビル計画が始動【ズームやまぐち】
▽図書館核に基本計画作り
岩国市のJR岩国駅西側に再開発ビルを建てる計画が動き始めた。昨年末に市がビル内に図書館を中心とした複合施設を整備する方針を示し、地権者たちでつくる準備組合はビルの基本計画作りに本格着手する。公益施設が入ることで建設費用を賄うめどがつき、次のステップに進む。今後は図書館機能の検討や市民、地権者の合意形成が課題となる。
駅前に20階建てのガラス張りのビルがそびえ、周辺を多くの人が行き交う。2027年完成を目指す再開発ビルのイメージ図を前に、準備組合の神高克彦専務理事は「これを絵に描いた餅にしてはいけない。早く具体的な構想をまとめたい」と力を込める。
地権者たちが10年から取り組んでいる再開発は、駅前の飲食店や百貨店が並ぶ6400平方メートルに、商業施設やマンションが入った複合ビルを建てる構想。周辺では駅舎が17年に建て替えられ、駅前広場も昨年完成した。東側では22年完成予定のマンションや市の国際交流施設が入るビル建設の工事が進んでいる。一方で、西側にはシャッターが目立ち、築50年近い建物群が取り残されたままだ。
計画実現の鍵は、公益施設の進出だった。20年4月に県が産業振興センターを整備する方針を示したが、新型コロナウイルスの影響などでセンターの計画作りが停滞していた。転機は昨年11月末。「これ以上街づくりを遅らせられない」と準備組合がセンターの誘致を断念した。その1カ月後、市が近くの老朽化した図書館分室の機能をビルに移す方針を示した。
■予算に盛り込む
市は20年度に構想を示す姿勢で、21年度の一般会計当初予算案には基本計画作りに向け2千万円を盛り込んだ。今月中旬には、無作為に選んだ市民1500人を対象に、施設内にどんな機能やサービスが欲しいかを問うアンケートをした。
福田良彦市長は予算発表の記者会見で中四国地方や兵庫県にある商業施設と一体化した図書館5カ所を視察したことを明かし「これまでも準備組合と一緒になって知恵を出してきた経緯がある。なんとしてもにぎわいを創出したい」と強調した。施設の規模や内容のほか、運営を市直営か民間の指定管理にするのかも重要な検討課題となる。
■22年度組合設立
準備組合は21年度に市の都市計画決定を受け、22年度に本組合設立を目指す。その際、約20人いる地権者の3分の2以上の同意が必要となる。再開発で地権者が取得できるビルの床面積は、現在所有している不動産価値を基に算定される。準備組合によると、地権者が想像する価値と実際の評価額にずれが生じるケースも出てきそうだという。折り合いをつけるのに難航が予想される。
準備組合は20年度内にもまとめる基本計画をたたき台にして、住民説明会を開く予定だ。神高専務理事は「岩国の顔として半世紀以上使われるビルになる。地権者や市民に納得してもらうために説明を尽くさなくてはいけない」と気を引き締める。市民の意見を取り入れながら、合意に向け丁寧な手続きが求められる。
引用元:中国新聞 朝刊19面/2021.2.24
岩国駅西再開発ビルに図書館整備 市が発表
岩国市は28日、JR岩国駅西側に民間が計画する再開発ビル内に図書館を中心とする複合施設を整備する方針を決めたと発表した。来春にも概要をまとめる。
駅から約500メートル西にある市福祉会館内の図書館分室の機能を移す。中心市街地の図書館としては手狭だとして、地元の住民や商店主たちから新設の要望が相次いでいた。規模や整備スケジュールなどの検討を年明けに始める。記者会見で福田良彦市長は「ビル内にできる商業スペースと連携し、一体感を持たせることが重要。スピード感を持って取り組む」と述べた。
この日、岩国商工会議所の安本政人会頭も定例会見で「図書館は子どもたちを含め多くの人が集まる施設」とにぎわい創出に期待を示した。
引用元:岩国駅西再開発ビルに図書館整備 市が発表/中国新聞/2020.12.29
JR岩国駅前に市が図書館整備へ 再開発ビル計画
岩国市がJR岩国駅西側で計画されている再開発ビルに図書館を整備する方針を固めたことが25日、分かった。1日当たり1万1千人が利用する駅の集客力との相乗効果で、にぎわいづくりへ期待が高まる。中国地方では駅周辺で図書館を中心に複合施設を整備する自治体が相次いでいる。
複数の関係者によると、25日までにあった市の幹部会議で方針を決め、地元に説明した。28日にも発表する。地権者たちでつくる準備組合は複合ビルの2027年度オープンを目指している。
駅から約500メートル離れた市福祉会館にある市の図書館分室は開館から44年がたつ。160平方メートルの広さで中心市街地の人口に対して手狭との指摘もある。地元住民や商店主たちからは、駅前に広い図書館の新設を求める声が上がっていた。
再開発ビルの計画地は飲食店や百貨店が並ぶ6400平方メートル。商業施設やマンションを入れる構想で、地権者たちが10年に準備組合を設けた。建設費用を賄うため、市や山口県に公益施設の整備を求めていた。県が産業振興の拠点を置く方針をいったん示したが、建設スケジュールが折り合わず、代わりに市が別のにぎわい施設を造る姿勢を打ち出していた。
山口県内では周南市がカフェや図書館を備える徳山駅ビルを18年に開館。通行量を10~25%伸ばしている。三原市の三原駅前の再開発エリアにも7月に図書館を核とする複合施設がオープンしている。
引用元:JR岩国駅前に市が図書館整備へ 再開発ビル計画/中国新聞/2020.12.25.
岩国駅西口、元イズミなどのエリアはどうかわる?
今後始まる、岩国駅西口の再開発エリアがどう変わるのか建設予定エリアなどまとめました。
岩国駅西口の再開発エリアはどこ?
2018年10月16日に閉店された「イズミ岩国店」やパン屋「ANDERSEN」~「福屋岩国店」までの広いエリアになります。
間に「⿇⾥布 27 号線」の市道も挟むエリアです。
図書館機能を持つ複合施設を整備
再開発ビル内に図書館を中心とする複合施設する方針
2021年春頃にも概要をまとめる予定とのこと。
[2020年12月28日 岩国市発表]【中止】山口県東部産業振興センター(仮称)
「山口県東部産業振興センター(仮称)」を、岩国駅西口の再開発ビルに入居する方針となっていましたが、2020年12月には「図書館機能を持つ複合施設」の整備が発表されています。
再検討の理由は、地権者たちの再開発準備組合から急きょ「辞退」の申し出があったため。
「産業振興センター」は、具体化した計画を本年度中にまとめる予定でしたが、新型コロナ対策を加味する必要がでて、9月に構想の見直しを始めることに。
このため、早期事業化を目指す組合側との間でスケジュールにズレが生じたため、進出構想は叶いませんでした。
「産業振興センター(仮称)」は、駅前に限らず市中心部で新たに候補地を探すとしています。
中国新聞にも「産業振興センター 再検討」の記事が掲載されています。
記事の内容は以下の通りです。
引用元:民間ビル進出再検討/中国新聞朝刊/2020.12.8
経営・技術・人材育成などの産業振興支援を担う拠点となる大規模公共施設の入居となり、交流やにぎわいにもつながる施設となる後押しにもなりそうです。
センターの広さは、約3,000m2 規模を想定されています。
岩国市から山口県へ要望し、2018年より検討が始まり、産業支援の拠点施設が山口県西部に偏在していることも理由となり、岩国市に「東部産業振興センター(仮称)」となりそうです。
産業振興センター(仮称) 施設内容
コワーキング・インキュベーション機能
[複数の個人事業主などが共同利用するオフィス・セミナー室・経営相談スペースなど]
IT 産業振興機能
[高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムや仮想現実(VR)の実証施設]
県産業支援機関のブランチ機能
[機能ごとに特化した支援機関など]
などを導入する方向です。
2020年に基本計画の策定・来年度以降に基本設計に入る予定とのことです。
2020年5月17日の中国新聞では当初の計画「産業振興センター」計画も含めた「岩国駅西口の再開発」の記事が掲載されていました。
記事の内容は以下の通りです。
岩国駅西に県振興拠点
県は、県東部の創業や事業所の経営支援の拠点として岩国市に検討する「産業振興センター」について、JR岩国駅西に民間が計画する再開発ビルに入居する方針を決めた。大規模公共施設の入居は計画の大きな後押しになるだけに準備組合をつくる地権者からは歓迎の声が上がる。
センターは3千平方メートル規模を想定。複数の個人事業主などが共同利用するオフィスやセミナー室、経営相談スペースを設けるほか、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムや仮想現実(VR)の実証施設―などを導入する方向。県は再開発ビルへの入居に向けて準備組合と協議し、本年度内に計画をまとめる。整備費には在日米軍再編に伴う国の交付金を充てる。
準備組合が進める再開発は飲食店や百貨店が並ぶ同市麻里布町2丁目一帯約6400平方メートルに商業施設やマンションが入った複合ビルを計画。県はセンターの候補地として駅西の再開発予定地と駅から約400メートル南の旧山口銀行岩国支店跡地(約千平方メートル)を比較。敷地面積や駐車場の確保のしやすさなどから駅西の再開発への入居を選んだ。
センターは市が県に設置を要望し、2018年度に検討が始まった。再開発の準備組合は24年度オープンを目指すビル建設の事業費を賄うためセンターの誘致を目指していた。岩国商工会議所も老朽化で建て替える予定の商議所ビルの移転入居を検討している。
県の福田浩治商工労働部長は「現在は産業支援の拠点施設が県西部に偏在している。県東部の産業が集積する岩国につくることで支援の空白地帯をなくしたい」と話している。準備組合の森橋律夫理事長は「やっと再開発のスタート地点に立てた。関係者が一丸となり明るいまちづくりを進めたい」と喜んでいる。
引用元:中国新聞 2020年5月17日 17面
商業施設やマンションが入った複合ビルを計画
岩国駅西口 再開発エリアには、商業施設やマンションが入った複合ビルが計画されています。
岩国駅西口は、現在は「イズミ岩国店」も閉店したあとは店舗も少なくなっています。
まだ
米軍岩国航空基地の周辺エリアで、構造物の高さ制限もあり、再開発ビルは 20 階建て程度を構想されています。
※工事中のタワークレーンの高さは制限を大きく超えるため、工事期間限定での緩和承認も検討中とのこと。
岩国駅西口の再開発エリア いつ完成予定?
岩国駅西口再開発エリアの完成予定は2027年を目指しているとのことです。
今後のスケジュール
step
12021年度(予定) 公聴会 都市計画決定の告示
step
22022年度(予定) 事業認可
step
32023年度(予定) 権利変換計画認可
step
42024年度(予定) 解体、本体着工
step
42027年度(予定) 建物竣工
岩国駅周辺が再開発によりどのように変わっていくのか楽しみですね。
岩国駅西口再開発エリアの進捗状況を確認するには?
『岩国駅前南地区市街地再開発準備組合』の公式サイトにて、岩国駅西口再開発エリアの進捗状況を確認することができます。
完成予定の「建物イメージ図」や「施設計画案の概要」なども詳しく紹介されています。
また再開発エリアをドローンで撮影した動画なども公開されています。
まとめ
岩国駅西口周辺も、図書館を中心とした複合施設などの再開発によって大きく変貌するようです。
岩国駅西口の左側(中華そばスエヒロ側)にも、再開発ビルの建設や、
岩国駅東口には『英語交流のまち推進センター(仮称)』の建設も予定されています。
様々な店舗・施設が岩国駅周辺に整い、にぎわいある街づくりの促進となるようですね。
※ご紹介している内容は、記事公開時点での情報となります。変更・更新されている場合もあります。
こちらの記事もオススメ
-
岩国駅東口『英語交流のまち推進センター(仮称)』建設へ!2022年2月下旬開設予定![岩国市]
続きを見る
-
岩国駅 東西駅前広場完成!バス乗り場・タクシー乗り場はどう変わった?
続きを見る
-
岩国駅西口と駐輪場をつなぐ連絡通路が完成!臨時駐輪場の自転車も移動!
続きを見る
-
岩国錦帯橋空港リムジンバス発着が岩国駅西口→東口(裏口)へ変更に!
続きを見る